Gen-Blog

自分が行ったライブ、買ったCDの感想を中心に書いていきます。

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DOLL$BOXX 「DOLLS APARTMENT」

Gacharic Spinの現メンバー+LIGHT BRINGERのVo Fukiによる合体バンドDOLL$BOXX。Twitterのフォロワーさんなら知っての通り、私は、二つのバンドの大ファンということで、もう、今年を締めくくるにふさわしい、最大のプロジェクトバンドなんですよね。しかし、最初にこのバンド結成のニュースを聞いた時には、複雑な気分だったわけです。今のガチャピンは、新Voを探している最中なはずだし、らぶりーは、ちょうどメンバーの脱退が発表された時期でしたし、メジャーになってからの活動が、マイナー時より減少していたこともあり、「今、そんなことしている場合じゃないだろう」と、友達と飲んだ気がします(笑)。しかし、「元々好きなバンドの合体、要はいい音をやってくれれば文句はない」と、偉そうに思いながら、楽しむことにしました。

さて、そのDOLL$BOXXのデビューアルバム「DOLLS APARTMENT」。既に購入してから半月経ってしまいましたが、覚えやすいメロディが満載で、捨て曲がない。バラエティに富んでいる。このメンバーだから、当然クオリティは高いですね。ただ、ドラムの音が割れている曲が目立ち、音質には疑問です。10曲で43分程のアルバムで、私事ですが、ちょうど通勤時間で聴き終わるという点は、素晴らしい(笑)!!いや、真面目な話、長ければいいって訳ではなく、私は常に、アルバムは9~12曲、50分までくらいがベストだと思っています。

ガチャピンと比べると、デジタル音が無くなり、ベースとドラムが引っ込んだ分、ギターとキーボードが出ており、よりバンドとしての音になった印象。
元々、Bのチョッパーさんの派手なベースの音を聴いて、ガチャピンのファンになったので、その特徴あるベース音が引っ込んだのは、残念で仕方がない。
Drのはなちゃんにしても、ライブで見られる生々しい音が聞けず、先ほど書いたように、音が割れている曲が目立つ。これも残念だ。
それに対してGのTOMO-ZOは、ガチャピンではデジタル音に埋もれがちなギターの音が前に出ていて、やっと弾けるところをお披露目できたか、といった感じで好印象。
Keyのオレオ様も、今年3月にガチャピンに加入して以来、パフォーマンスは素晴らしいものの、キーボードの音がデジタル音にかき消されている感があって、どこまで弾けるのか未知数でしたが、このアルバムで弾けることを、しっかり証明してくれました。

らぶりーと比べると、ほとんどの曲を作っているのはガチャピンのメンバーなので、当然ラブリーらしさというメロディは、ほぼ皆無。Voのふっきーは、多くの人が思うであろう特徴である、突き抜けるようなハイトーンは活かされているものの、逆に、この特徴ばかりにとらわれて曲づくりをしたのかなと、思ってしまい、やや一本調子に感じられる点が残念である。私にとってのふっきーの魅力は、曲によって声の表情が変わるところというのがあり、今回はソコの部分が欠けていたように思う。

なお、このバンド、Voのふっきーはもちろん、Drのはなちゃん、Keyのオレオ様もVoが取れるという強みがあり、曲によっては、ツインボーカルや、掛け合いがあるのも、魅力ですね。さらに、はなちゃんはデスボイスも出せるし、それもアルバム中に随所で聴けます。チョッパーさんも、このアルバムでデスボイスに挑戦したとか。どれがチョッパーさんだか分からんけど(笑)。ところで、レオナ様は、Voとしてこのアルバムで歌っているのか、私にはちょっと分かりませんでしたね。

で、重要な曲の方ですが、
01. Loud Twin Stars:ふっきーとはなちゃんのツインボーカル。さらに、各メンバーの特徴も出ていて、DOLL$BOXXというバンドの魅力が詰まっている佳曲。ギターとキーボードのツインソロも素晴らしい。

02. Merrily High Go Round:ライブで間違いなく盛り上がれるアッパーチューン。ふっきーにこの手の曲を歌わせたら、右に出るものはいないでしょう。

03. Take My Chance:サビから始まる曲だが、サビメロが02.と似ている。すぐに分かってしまうので、なぜ2曲続けたのか、不明。ミドルテンポの曲で、はなちゃんのデスボイスが素晴らしい。

04. monopoly:ふっきーとはなちゃんのボーカルの掛け合いがあるが、曲としてはあまり印象に残らない。

05. ロールプレイング・ライフ:全曲の中で、ふっきーのVoが、一番LIGHT BRINGERらしさが出ている曲だと思う。アルバムで一番ドラマチックかもしれないが、メロディが弱いかな。

06. fragrance:バラード調の曲だが、ヘヴィーな演奏と共にはなちゃんのラップ調Voが絡む、印象に残る曲。

07. KARAKURI TOWN:アルバムの中では、最もHMを意識した曲なのかな?しかし、メロディが弱い。

08. おもちゃの兵隊:02.と同系の曲調のアッパーチューン。やはり、この手の曲をふっきーに歌わせたら、右に出るものはいないな。しかも、02.とは声の表情が違いますね。

09. Doll’s Box:バンド名を曲名にしたバラード。詞が素晴らしいが、曲が普通過ぎて、ちょっと残念。J-POPなら、いい曲なんだろうけど。一般受けは一番いいのかもしれませんね。普通にミュージックステーションに出ているのが、イメージできるますからね。

10. ヌーディリズム ($ヴァージョン):やはりこれは、ガチャピンバージョンの方がいい。どっちが歌上手いかという問題より、ガチャピンのメンバーが、2012年の始めに必死にもがいている状況が出ている曲だから、ふっきーには出せない声の表情なんですよね。しかし、ラストのサビでのふっきーの歌声こそが、ふっきーの真骨頂であり、それをもっと、聴きたかったな。

お気に入りの曲(これ、勝手に真似させていただきます。):01. Loud Twin Stars, 02. Merrily High Go Round, 06. fragrance, 08. おもちゃの兵隊

とまあ、簡単に書いてしまいましたが、読み返してみると、結構文句も多いですね(苦笑)。いや、でもこれは、思い入れがあるバンドの合体だからこそ、いろいろ注文もつけたくなるわけですよ。
ただ、このアルバム、購入してから毎日聴いているんですよね。言葉に書けない魅力があるのかもしれません。実際私は、たとえファンのバンドでも、聴かないアルバムが存在するので、ファンだからこのアルバムを褒めているわけではないんですよ。

前に、Twitterのフォロワーさんの一人が、「ArmmyがVoのガチャピンは、VAN HALENでいうデイヴィッド・リー・ロス時代のようなもの。今後、サミー・ヘイガーを入れるのか、そのままの路線で行くのか…」という話をされた時に、なんて上手い例えなんだろうと思いましたね。そして、バンド名こそ違うものの、これは“サミー・ヘイガー”が入った仮想ガチャピンとして想像できる作品ではないだろうか。つまりは、歌が上手い人と楽曲を重視して作られた作品だと、個人的には思います。まだ、メロディ作りが弱いというところは、今後の課題でしょうけど、まずはこの1stアルバム、いろいろ思うところはあったにも関わらず、聴く価値のあるアルバムであり、素直になって聴けてよかったなと、思います。

また、このDOLL$BOXXをやったことで、その経験を、Gacharic SpinとLIGHT BRINGERの各バンドで活かして欲しいですね。そして、今度は、両バンドが絶好調の時に、DOLL$BOXXをやって欲しいです。その時は、もう文句なしに喜んで聴きますよ!!

あっ、そうそう、そういえば、CD購入した日にライブがあって、そのライブに行ったので、後日、それも書きたいと思います。

ではでは、今年最後のブログでした。読んでいただいた方々、ありがとうございました。良いお年をお迎えください。
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  1. 2012/12/31(月) 19:09:58|
  2. CD/DVD レビュー
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LED ZEPPELIN 「CELEBRATION DAY」

今回は、初めてのCD/DVDのレビューとなります。私は、元々、大のZEPファンですので、最初のCDレビューがZEPというのは、感慨深いものがありますね。

LED ZEPPELINの「CELEBRATION DAY」をやっと見て、聴くことができました。と言っても、既に10月23日に映画館で見ているのですが。今回のこの作品は、皆さんも知っての通り、2007年12月、ロンドンで行われた一夜限りの再結成ライブを作品にしたものです。

1曲目の“GOOD TIMES BAD TIMES”が始まり、まず思うことは、チューニングが下げられていること。実際ギターを弾いてみましたが、1音下げで演奏されていますね。おそらくは、Voのロバート プラントの声に合わせたものと考えられますが、これがどうも気持ちが悪い。その気持ち悪さは、2曲目の“RAMBLE ON”でも続き、2番のサビ前のギターのフレーズで、気持ち悪さが炸裂する(苦笑)。

“IN MY TIME OF DYING”でその1音下げチューニングに慣れたのかと思ったら、こちらはそのままのオリジナルのチューニングのようですね。この曲での演奏は圧巻だったし、Voもオリジナルのキーでやっただけあって、今のプラントを考えれば素晴らしかったと思う。ちなみに、この曲や“KASHMIR”では、お馴染みのパンダギターは使われませんでした。

“TRAMPLED UNDER FOOT”では、ジョン ポール ジョーンズのキーボードが今風のものを使っていることに、少なからずショックを受けた(涙)。さすがに世界で数台と言われているメロトロンは、壊れたのか、または大切に保管されているのか。しかし、足でベース音を弾きながらキーボードを弾くジョンジー、ベースも全く衰えていなく、「この人は現役バリバリだな」と、感じさせられる。

で、個人的には、先ほどの“IN MY TIME OF DYING”と“TRAMPLED UNDER FOOT”が、Voも含めた演奏面でやっぱり凄いなと、感心させられた。

我がジミー ペイジ大先生の見せ場はやはり“NO QUARTER”でのギターソロあとのテルミンを決めたところでしょうか(笑)!!ではなくて、“SINCE I'VE BEEN LOVING YOU”でしょう。全盛期程の演奏ではないものの、ペイジ流泣きのギターが炸裂でした。もう顔もクシャクシャにして、噛み付くようでねちっこいギターの音も最高でね。ほかの曲では、音が変わったかなと思う部分が多々ありましたが、この曲に関しては、昔のままの音のように感じましたね。チューニングもおそらくオリジナルのまま。

しかし、多くの方のとっての一番の楽しみであろう“天国への階段”が一音下げなのは、やはり頂けない。でも、プラントにとってはキーが辛いんだろうなぁ。ギターソロもあまりパッとしなくて、少々残念。続く“THE SONG REMAINS THE SAME”でも一音下げのままで、気持ち悪さが続く。この両曲では、Wネックギターだから、この2曲が並んだんでしょうかね。

ペイジ大先生の2回目の見せ場は、やはり“WHOLE LOTTA LOVE”でのテルミンのパフォーマンスでしょう(笑)。しつこいか!!この曲では、コンピュータ内蔵ギターを使って、テルミンとのユニゾンを決めている。このパフォーマンスは、COVERDALE・PAGEの頃には既にやっていたので、目新しいものではない。

最後の曲は“ROCK AND ROLL”!!だが、またも1音下げ。やはり馴染めないのだ。ペイジ大先生の最大の見せ場であるジャンプもないし(苦笑)…。しかし、メンバーみんなで向かい合っての笑顔が印象的だ。

ここまで書いていませんでしたが、ボンゾの息子であるDrのジェイソン ボーナムは、いい働きを見せてくれたと思います。さすが息子だけあって、似たフレーズや似た叩き方をしているところもあり、このZEP再結成ライブは、ジェイソンの貢献が大きかったのではないかと思います。あと、ジョンジーですね。ジョンジーは終始素晴らしいプレイをしていたので、この2人がいたからこそ成り立ったライブではないかと思います。
しかし、ペイジにしてもプラントにしても、個人的には、想像より遥かにいいプレイ、歌唱だったと思います。もっとひどいものを想像していたので。

映画を見に行った時もそうでしたが、今更パフォーマンスや演奏には何も期待していないですし、この歴史的瞬間の映画、作品に触れ合う喜びを手に取りたいという気持ちが正直なところです。ZEPファンの方は、既に購入して見て聴いているでしょうし、ファンではない方は、わざわざ一夜限りの再結成ライブの作品は買わないでしょう。チューニングのことが気になってばかりのザッとしたレビューでしたが、それさえ気にしなければ、見る聴く価値のある作品ではないでしょうか。機会があれば、ぜひ一度、見るなり聴くなりして欲しいなと思います。

なお、ボーナスDVDが付いているものを買いましたが、ライブと同じ曲のリハーサル映像、ZEPの再結成ライブのニュース番組がはいっています。しかし、リハーサルは固定カメラなので、見るのは少々辛いですね。完全にファン向けのアイテムです。

最後に、再結成について思うことを、ZEPファンの一人として書きたいと思います。
このお祭り的な一夜限りの再結成は、こうして作品を見れて、やってくれてよかったと思います。ただ、継続的な再結成というのは、反対派です。やはり、昔のイメージが強すぎるんですね。リアルタイムで体験できなかったのは残念ですが、美しいまましまっておきたいと、思っています。プラントが断固拒否しているのは、そういうことなのかなと、勝手に思っています。
あと、PAGE/PLANTの時、世間では、事実上のZEP再結成と騒いでいましたが、私は「何を言ってるんだ。ボンゾもジョンジーもいないじゃないか。」と、思っていましたし、プラントも、「これはZEP再結成ではない」とはっきり言っていました。偉いぞプラント(笑)!!事実、ZEPの曲を多くやったものの、プラント色が強く、個人的にはZEPではありませんでしたね。そうこう言いつつ、東京公演は全部行きましたが(笑)。
あと、AEROSMITHのスティーヴン タイラーが、ZEP組とセッションの噂が流れた時も、やるなら別の名前でやってくれと。決してZEPではやらないで欲しいなと。別の名前で、新曲中心の活動なら、それは喜んで聴きたいものです。実際、COVERDALE・PAGEは、カヴァーデイル ファンには不評なようですが、個人的にはペイジ節炸裂の素晴らしい作品を残したと思っています。

今回の再結成ライブでは、ボンゾの代わりを息子のジェイソン務めるという、多くの人が納得できる最良の人選だったと思います。その歴史的瞬間を味わえて、リアルタイムでZEPを語れたことに、喜び、感謝したい。
  1. 2012/12/03(月) 20:59:36|
  2. CD/DVD レビュー
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