Gen-Blog

自分が行ったライブ、買ったCDの感想を中心に書いていきます。

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THOUSAND EYES 「BLOODY EMPIRE」

私は基本、デス系のもの(実はスラッシュ系も!!本当にメタラーか!?笑)は聴かない。せいぜい(デス系でいったら)、ARCH ENEMY、CHILDREN OF BODOM、IN FLAMES くらいしか聴かない。そんな私がこのCDレビューを書いても、何の説得力もないのだが、THOUSAND EYESの1stアルバム「BLOODY EMPIRE」が素晴らしすぎる!!何しろB!誌でも、失礼ながら予想外の高評価である!!

もう、ご存知の方が多いと思うが、このTHOUSAND EYESは、LIGHTNINGのギタリストKOUTA、YOUTHQUAKEのベーシストAKIRA、AFTERZEROのボーカリストDOUGEN、TEARS OF TRAGEDYのギタリストTORU、KNIGHTS OF ROUNDのドラマーJUHKIからなる、5人組の日本のバンドだ。日本のメタルバンドをよく聴いている人からすれば、凄いメンツだ!!と、書いている私だが、実は、恥ずかしながらまともに聴いたことがあるのは、2月にライブレポを書いたTEARS OF TRAGEDYだけなのだが…。
そう、私は単純に、TEARS OF TRAGEDYのTORUが参加しているということで興味を持ち、2月のTEARS OF TRAGEDYのライブの対バンでAFTERZEROを見て、VoのDOUGENのデスVoを聴いて、期待をしていたのだ。
バンドのサイトなんかを見てみると、どうやらGのKOUTAとVoのDOUGENから始まり、構想を練っていくうちにバンドに変化していったようだ。

このアルバムが発売される前に、バンドのHPでアルバムトレーラーが視聴でき、それを聴いただけで素直にカッコイイと、この作品への期待は高まったのだが、実際に完成したアルバムは、予想を上回る作品で、発売を2週間経った今現在、ヘビロテ中である。

このようなメロデスで、自分にとって大切なことは、どれだけ美しいメロディがあるか、メロディが泣いているか、さらに言うなら魅力的なリフで曲を引っ張ることができるか、という点であり、やはりギターが最も重要な要素となるわけだが、その点に関しては、十分に納得できるものであり、KOUTA、TORU共に素晴らしいギタープレイが聴ける。
また、全てで疾走感溢れる曲ながら、リフにしてもメロディにしても違いが見られ、飽きを感じさせない曲作りに、感心させられる。

私は、上に挙げた3バンドくらいしかデス系を聴かないので、他のバンドとの比較が難しいし、その3バンドとは似ている感じはしない。実は一番真っ先に似たバンドで思い出したのは、屍忌蛇率いるVOLCANOだったりする。VOLCANOをデスVoにして、テクニカルな感じと言えば、THOUSAND EYESのサウンドが理解できるだろうか?泣きという部分では、VOLCANO及び屍忌蛇が一枚上手かな。そのVOLCANOのベースで参加しているAKIRAが、このバンドに参加しているというのだから、またおもしろい。

あと、やはりこのバンドにとってDOUGENのVoというのは、かなり重要な武器となっている。はっきり言ってこの手のメロデスバンドに、ボーカルにはそれほど重要視していなかったのだが、このDOUGENというVoは、実に感情をむき出しにして歌っている。2月のAFTERZEROのライブでも、デスボイスながらいいボーカルだなと思ったし、こうして作品でも感情をしっかり感じとれたのは、嬉しい誤算であった。彼は、見た目はいかにもメタルな強面な感じだが、笑うと、人の良さそうな顔するんですよね(笑)。

ライブという面を考えても、観客が一緒に拳を挙げて叫べるであろう箇所が随所に見られるし、伴奏部分ではヘドバンの嵐が想像できるし、やはり見せ所は、各々のギターソロであり、ツインリードであろう。間違いなく盛り上がることが想像できる。

この作品に関しての欠点というのは、感じない。しかし、個人的にリクエストはある。
このアルバムは、全ての曲で疾走感が溢れていて、一気に聴くことができる。それが、このアルバムの魅力でもある。その反面、ミドルテンポの曲なんかも聴いてみたい、そういう曲があってもいいかな、とは思う。あるのかもしれないが、このアルバムには合わなかったのかもしれませんね。
あと、1曲目に繋がるようなオープニングのかっこいいインスト曲があったら、さらに良かったかなと。こういう曲が1曲あれば、ライブのオープニングでも栄えるし、1stアルバムだったから、余計に欲しかったかなと。

私はDISK UNIONで購入したので、特典CD-Rを貰えたのだが、2曲のうちの1曲は、アルバム1曲目“Bloody Empire”のアコースティックVerで、インスト曲になっているのだが、これがまた素晴らしいアレンジになっていて、個人的にはiPodで、アルバムの最後に入れて、アルバムのアウトロとして余韻に浸って楽しんでいる。

お気に入りの曲を書こうと、今も聴いているのだが、全ていい曲なので、特にというのが書けない。今後出てくるかもしれないが、現時点では、全部ということになる。

仕事の休みが分からないので、ライブに行けるかどうか分からないが、休みになればもちろん行くし、行けることを願わずにはいられない。

ということで、東京では、4月27日(土)吉祥寺Crescendoでライブですよ!!

THOUSAND EYES ホームページ アルバムのトレーラーも試聴できます。
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  1. 2013/03/30(土) 13:03:09|
  2. CD/DVD レビュー
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Gacharic Spin 「Delicious」

私は最近Twitterで、Gacharic Spinのことをあまり呟かなかった。というのは、実はこの新作への期待が出来なかったところが大きい。それは結局のところ、新Voを入れずに、ガチャダンサーズ導入といった情報があり、ダンスミュージックっぽい曲が増えることが予想できたからである。アクセントとしてそのような曲があるのはいいのだが、その割合が増えると、私としては、かなり辛いものがある。

そして、発売日前日にフラゲし聴いたわけだが、一周目の第一印象がとにかく悪すぎた。クラブミュージックやダンスミュージックといったものに、嫌悪感さえ感じる私には、耐え難く、聴くのを途中で止めようかと思ったほど。

ファンでもなんでも無いバンドなら、これでサヨナラなんです、本来は。しかし、ファンと公言している以上、もう1回聴いてみたが、印象は変わらず。

基本的に、マイナスなことは呟きたくないし、ブログでも、期待を込めて書く事はあっても、悪いことを書く気はない。しかし、ずっとGacharic Spinのことを呟いていたのに、新作について何も触れないのも、何か違うだろうと思うわけで、ならば徹底的に聴き込んで、自分にとって何がダメなのか、探して見ることにしてみた。

そのサウンドだが、全体的にデジタル音が散りばめられた印象がある。しかしそれは、元々Gacharic Spinの特徴でもあったわけだが、これまでのそれは効果音としての印象が強く、その中にロック的な印象の残るリフがあったし、曲への期待感も高まったわけだが、今作ではそれが弱く、デジタル音自体がリフとなっている印象がある。

各パートで言うと、Keyのオレオレオナの音が目立つ。これは、実力通りのものが聞けていいし、フレーズによって音を使い分けていて、工夫が見られて好印象。大活躍だ!!

GのTOMO-ZOの音も、今までのGacharic Spinのサウンドより聞き取りやすいと思うのだが、何しろ印象に残るフレーズ、リフが少ないように感じる。デジタルサウンドに埋もれながら、いろいろやってはいるんですがね。

BのFチョッパーKOGAのプレイは、相変わらずバキバキした音を出してはいるものの、彼女の特徴であるスラップが少なく感じ、おとなしい印象を受ける。

Drのはなは、DOLL$BOXXの時もそうだったが、なぜかCDだと彼女の魅力が伝わってこない。ライブの時に見られるドラムの表情が、CDだと驚く程無表情に感じるんですよね。

で、肝心のVoだが、基本的にはメインVoは、はなとオレオで、9曲目のみTOMO-ZOがメインで歌っている。
はなのVoは確かにうまいのだが、それはバックVoとして生きると、個人的には思っている。例えがいいか分からないが、私にとっては、BON JOVIのリッチー サンボラ的な位置付けなのだ。
逆にオレオのVoは、音楽の邪魔をしない声だけに、Gacharic Spinのサウンドには負けてしまう気がする。
では、9.で歌ったTOMO-ZOはというと、彼女のキャラクターを考えれば、見事にそのキャラクターを通しているのだが、個人的には、このような萌え萌えソングはいらない。だが、妙に頭に残る曲と声なんだわ、これが(苦笑)。とんだ迷曲だ(笑)!!

では、メロディはどうなのか。これは、このデジタルサウンドに聴き慣れて気づいたが、昨年発表の“ヌーディリズム”以降、DOLL$BOXXの流れを考えれば、このようなメロディになることは自然であり、納得のいくものかもしれない。サウンド関係なしに、その流れのメロディが好きなら、安心して聴けると思いますね。特に3.の“今を生きてる~2013年 春~”は、まさに“ヌーディリズム”の続編とも言える曲ではないでしょうか。

個人的には、6.の“Never say never”の2分50秒~のメロディがツボ過ぎなんですが…。

8.の“好きな人、だけど... feat.Nose (METALLIC SPIN)”は、Noseがどこでなにをやっているのか、どういう意味があるのか、ずっと分からなかったんですが、どうやら、ラップの部分がNoseらしい!!

全体的にメロディがポップなんですね。VoがArmmy時代をデジタル・ロックとするならば、今はデジタル・ポップという感じ。Gacharic Spinファンには、多くのHR/HMファンがいると思うが、その人たちがどう感じるのか、HR/HMファンにとっては、これはかなり問題作なのではないだろうか。

さて、ライブではどうなるのか。ガチャダンサーズの効果はいかに!?といったところだが、CD購入特典のライブに行けそうなので、それで実体験してこようと思う。バンドサウンドになれば、1.2.6.なんかは化けそうな気もするし、5.なんかは逆にそのままで、ガチャダンサーズの見せ場のような気もするし。PVでは1.でもガチャダンサーズが出ていますがね。楽しめるかどうか、その特典ライブで判断しようと思います。もちろん、楽しめることを期待しています。

ちなみに、もう聴き慣れたので、この作品も普通に聴けます。ただし、ロック要素は少ないですけどね。いろいろと迷わせたこの作品は、自分にとってはまさしく迷盤です(笑)!!

“今を生きてる~2013年 春~” PV

“NEXT STAGE” PV
  1. 2013/03/19(火) 00:51:00|
  2. CD/DVD レビュー
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DOLL$BOXX 「DOLLS APARTMENT」

Gacharic Spinの現メンバー+LIGHT BRINGERのVo Fukiによる合体バンドDOLL$BOXX。Twitterのフォロワーさんなら知っての通り、私は、二つのバンドの大ファンということで、もう、今年を締めくくるにふさわしい、最大のプロジェクトバンドなんですよね。しかし、最初にこのバンド結成のニュースを聞いた時には、複雑な気分だったわけです。今のガチャピンは、新Voを探している最中なはずだし、らぶりーは、ちょうどメンバーの脱退が発表された時期でしたし、メジャーになってからの活動が、マイナー時より減少していたこともあり、「今、そんなことしている場合じゃないだろう」と、友達と飲んだ気がします(笑)。しかし、「元々好きなバンドの合体、要はいい音をやってくれれば文句はない」と、偉そうに思いながら、楽しむことにしました。

さて、そのDOLL$BOXXのデビューアルバム「DOLLS APARTMENT」。既に購入してから半月経ってしまいましたが、覚えやすいメロディが満載で、捨て曲がない。バラエティに富んでいる。このメンバーだから、当然クオリティは高いですね。ただ、ドラムの音が割れている曲が目立ち、音質には疑問です。10曲で43分程のアルバムで、私事ですが、ちょうど通勤時間で聴き終わるという点は、素晴らしい(笑)!!いや、真面目な話、長ければいいって訳ではなく、私は常に、アルバムは9~12曲、50分までくらいがベストだと思っています。

ガチャピンと比べると、デジタル音が無くなり、ベースとドラムが引っ込んだ分、ギターとキーボードが出ており、よりバンドとしての音になった印象。
元々、Bのチョッパーさんの派手なベースの音を聴いて、ガチャピンのファンになったので、その特徴あるベース音が引っ込んだのは、残念で仕方がない。
Drのはなちゃんにしても、ライブで見られる生々しい音が聞けず、先ほど書いたように、音が割れている曲が目立つ。これも残念だ。
それに対してGのTOMO-ZOは、ガチャピンではデジタル音に埋もれがちなギターの音が前に出ていて、やっと弾けるところをお披露目できたか、といった感じで好印象。
Keyのオレオ様も、今年3月にガチャピンに加入して以来、パフォーマンスは素晴らしいものの、キーボードの音がデジタル音にかき消されている感があって、どこまで弾けるのか未知数でしたが、このアルバムで弾けることを、しっかり証明してくれました。

らぶりーと比べると、ほとんどの曲を作っているのはガチャピンのメンバーなので、当然ラブリーらしさというメロディは、ほぼ皆無。Voのふっきーは、多くの人が思うであろう特徴である、突き抜けるようなハイトーンは活かされているものの、逆に、この特徴ばかりにとらわれて曲づくりをしたのかなと、思ってしまい、やや一本調子に感じられる点が残念である。私にとってのふっきーの魅力は、曲によって声の表情が変わるところというのがあり、今回はソコの部分が欠けていたように思う。

なお、このバンド、Voのふっきーはもちろん、Drのはなちゃん、Keyのオレオ様もVoが取れるという強みがあり、曲によっては、ツインボーカルや、掛け合いがあるのも、魅力ですね。さらに、はなちゃんはデスボイスも出せるし、それもアルバム中に随所で聴けます。チョッパーさんも、このアルバムでデスボイスに挑戦したとか。どれがチョッパーさんだか分からんけど(笑)。ところで、レオナ様は、Voとしてこのアルバムで歌っているのか、私にはちょっと分かりませんでしたね。

で、重要な曲の方ですが、
01. Loud Twin Stars:ふっきーとはなちゃんのツインボーカル。さらに、各メンバーの特徴も出ていて、DOLL$BOXXというバンドの魅力が詰まっている佳曲。ギターとキーボードのツインソロも素晴らしい。

02. Merrily High Go Round:ライブで間違いなく盛り上がれるアッパーチューン。ふっきーにこの手の曲を歌わせたら、右に出るものはいないでしょう。

03. Take My Chance:サビから始まる曲だが、サビメロが02.と似ている。すぐに分かってしまうので、なぜ2曲続けたのか、不明。ミドルテンポの曲で、はなちゃんのデスボイスが素晴らしい。

04. monopoly:ふっきーとはなちゃんのボーカルの掛け合いがあるが、曲としてはあまり印象に残らない。

05. ロールプレイング・ライフ:全曲の中で、ふっきーのVoが、一番LIGHT BRINGERらしさが出ている曲だと思う。アルバムで一番ドラマチックかもしれないが、メロディが弱いかな。

06. fragrance:バラード調の曲だが、ヘヴィーな演奏と共にはなちゃんのラップ調Voが絡む、印象に残る曲。

07. KARAKURI TOWN:アルバムの中では、最もHMを意識した曲なのかな?しかし、メロディが弱い。

08. おもちゃの兵隊:02.と同系の曲調のアッパーチューン。やはり、この手の曲をふっきーに歌わせたら、右に出るものはいないな。しかも、02.とは声の表情が違いますね。

09. Doll’s Box:バンド名を曲名にしたバラード。詞が素晴らしいが、曲が普通過ぎて、ちょっと残念。J-POPなら、いい曲なんだろうけど。一般受けは一番いいのかもしれませんね。普通にミュージックステーションに出ているのが、イメージできるますからね。

10. ヌーディリズム ($ヴァージョン):やはりこれは、ガチャピンバージョンの方がいい。どっちが歌上手いかという問題より、ガチャピンのメンバーが、2012年の始めに必死にもがいている状況が出ている曲だから、ふっきーには出せない声の表情なんですよね。しかし、ラストのサビでのふっきーの歌声こそが、ふっきーの真骨頂であり、それをもっと、聴きたかったな。

お気に入りの曲(これ、勝手に真似させていただきます。):01. Loud Twin Stars, 02. Merrily High Go Round, 06. fragrance, 08. おもちゃの兵隊

とまあ、簡単に書いてしまいましたが、読み返してみると、結構文句も多いですね(苦笑)。いや、でもこれは、思い入れがあるバンドの合体だからこそ、いろいろ注文もつけたくなるわけですよ。
ただ、このアルバム、購入してから毎日聴いているんですよね。言葉に書けない魅力があるのかもしれません。実際私は、たとえファンのバンドでも、聴かないアルバムが存在するので、ファンだからこのアルバムを褒めているわけではないんですよ。

前に、Twitterのフォロワーさんの一人が、「ArmmyがVoのガチャピンは、VAN HALENでいうデイヴィッド・リー・ロス時代のようなもの。今後、サミー・ヘイガーを入れるのか、そのままの路線で行くのか…」という話をされた時に、なんて上手い例えなんだろうと思いましたね。そして、バンド名こそ違うものの、これは“サミー・ヘイガー”が入った仮想ガチャピンとして想像できる作品ではないだろうか。つまりは、歌が上手い人と楽曲を重視して作られた作品だと、個人的には思います。まだ、メロディ作りが弱いというところは、今後の課題でしょうけど、まずはこの1stアルバム、いろいろ思うところはあったにも関わらず、聴く価値のあるアルバムであり、素直になって聴けてよかったなと、思います。

また、このDOLL$BOXXをやったことで、その経験を、Gacharic SpinとLIGHT BRINGERの各バンドで活かして欲しいですね。そして、今度は、両バンドが絶好調の時に、DOLL$BOXXをやって欲しいです。その時は、もう文句なしに喜んで聴きますよ!!

あっ、そうそう、そういえば、CD購入した日にライブがあって、そのライブに行ったので、後日、それも書きたいと思います。

ではでは、今年最後のブログでした。読んでいただいた方々、ありがとうございました。良いお年をお迎えください。
  1. 2012/12/31(月) 19:09:58|
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LED ZEPPELIN 「CELEBRATION DAY」

今回は、初めてのCD/DVDのレビューとなります。私は、元々、大のZEPファンですので、最初のCDレビューがZEPというのは、感慨深いものがありますね。

LED ZEPPELINの「CELEBRATION DAY」をやっと見て、聴くことができました。と言っても、既に10月23日に映画館で見ているのですが。今回のこの作品は、皆さんも知っての通り、2007年12月、ロンドンで行われた一夜限りの再結成ライブを作品にしたものです。

1曲目の“GOOD TIMES BAD TIMES”が始まり、まず思うことは、チューニングが下げられていること。実際ギターを弾いてみましたが、1音下げで演奏されていますね。おそらくは、Voのロバート プラントの声に合わせたものと考えられますが、これがどうも気持ちが悪い。その気持ち悪さは、2曲目の“RAMBLE ON”でも続き、2番のサビ前のギターのフレーズで、気持ち悪さが炸裂する(苦笑)。

“IN MY TIME OF DYING”でその1音下げチューニングに慣れたのかと思ったら、こちらはそのままのオリジナルのチューニングのようですね。この曲での演奏は圧巻だったし、Voもオリジナルのキーでやっただけあって、今のプラントを考えれば素晴らしかったと思う。ちなみに、この曲や“KASHMIR”では、お馴染みのパンダギターは使われませんでした。

“TRAMPLED UNDER FOOT”では、ジョン ポール ジョーンズのキーボードが今風のものを使っていることに、少なからずショックを受けた(涙)。さすがに世界で数台と言われているメロトロンは、壊れたのか、または大切に保管されているのか。しかし、足でベース音を弾きながらキーボードを弾くジョンジー、ベースも全く衰えていなく、「この人は現役バリバリだな」と、感じさせられる。

で、個人的には、先ほどの“IN MY TIME OF DYING”と“TRAMPLED UNDER FOOT”が、Voも含めた演奏面でやっぱり凄いなと、感心させられた。

我がジミー ペイジ大先生の見せ場はやはり“NO QUARTER”でのギターソロあとのテルミンを決めたところでしょうか(笑)!!ではなくて、“SINCE I'VE BEEN LOVING YOU”でしょう。全盛期程の演奏ではないものの、ペイジ流泣きのギターが炸裂でした。もう顔もクシャクシャにして、噛み付くようでねちっこいギターの音も最高でね。ほかの曲では、音が変わったかなと思う部分が多々ありましたが、この曲に関しては、昔のままの音のように感じましたね。チューニングもおそらくオリジナルのまま。

しかし、多くの方のとっての一番の楽しみであろう“天国への階段”が一音下げなのは、やはり頂けない。でも、プラントにとってはキーが辛いんだろうなぁ。ギターソロもあまりパッとしなくて、少々残念。続く“THE SONG REMAINS THE SAME”でも一音下げのままで、気持ち悪さが続く。この両曲では、Wネックギターだから、この2曲が並んだんでしょうかね。

ペイジ大先生の2回目の見せ場は、やはり“WHOLE LOTTA LOVE”でのテルミンのパフォーマンスでしょう(笑)。しつこいか!!この曲では、コンピュータ内蔵ギターを使って、テルミンとのユニゾンを決めている。このパフォーマンスは、COVERDALE・PAGEの頃には既にやっていたので、目新しいものではない。

最後の曲は“ROCK AND ROLL”!!だが、またも1音下げ。やはり馴染めないのだ。ペイジ大先生の最大の見せ場であるジャンプもないし(苦笑)…。しかし、メンバーみんなで向かい合っての笑顔が印象的だ。

ここまで書いていませんでしたが、ボンゾの息子であるDrのジェイソン ボーナムは、いい働きを見せてくれたと思います。さすが息子だけあって、似たフレーズや似た叩き方をしているところもあり、このZEP再結成ライブは、ジェイソンの貢献が大きかったのではないかと思います。あと、ジョンジーですね。ジョンジーは終始素晴らしいプレイをしていたので、この2人がいたからこそ成り立ったライブではないかと思います。
しかし、ペイジにしてもプラントにしても、個人的には、想像より遥かにいいプレイ、歌唱だったと思います。もっとひどいものを想像していたので。

映画を見に行った時もそうでしたが、今更パフォーマンスや演奏には何も期待していないですし、この歴史的瞬間の映画、作品に触れ合う喜びを手に取りたいという気持ちが正直なところです。ZEPファンの方は、既に購入して見て聴いているでしょうし、ファンではない方は、わざわざ一夜限りの再結成ライブの作品は買わないでしょう。チューニングのことが気になってばかりのザッとしたレビューでしたが、それさえ気にしなければ、見る聴く価値のある作品ではないでしょうか。機会があれば、ぜひ一度、見るなり聴くなりして欲しいなと思います。

なお、ボーナスDVDが付いているものを買いましたが、ライブと同じ曲のリハーサル映像、ZEPの再結成ライブのニュース番組がはいっています。しかし、リハーサルは固定カメラなので、見るのは少々辛いですね。完全にファン向けのアイテムです。

最後に、再結成について思うことを、ZEPファンの一人として書きたいと思います。
このお祭り的な一夜限りの再結成は、こうして作品を見れて、やってくれてよかったと思います。ただ、継続的な再結成というのは、反対派です。やはり、昔のイメージが強すぎるんですね。リアルタイムで体験できなかったのは残念ですが、美しいまましまっておきたいと、思っています。プラントが断固拒否しているのは、そういうことなのかなと、勝手に思っています。
あと、PAGE/PLANTの時、世間では、事実上のZEP再結成と騒いでいましたが、私は「何を言ってるんだ。ボンゾもジョンジーもいないじゃないか。」と、思っていましたし、プラントも、「これはZEP再結成ではない」とはっきり言っていました。偉いぞプラント(笑)!!事実、ZEPの曲を多くやったものの、プラント色が強く、個人的にはZEPではありませんでしたね。そうこう言いつつ、東京公演は全部行きましたが(笑)。
あと、AEROSMITHのスティーヴン タイラーが、ZEP組とセッションの噂が流れた時も、やるなら別の名前でやってくれと。決してZEPではやらないで欲しいなと。別の名前で、新曲中心の活動なら、それは喜んで聴きたいものです。実際、COVERDALE・PAGEは、カヴァーデイル ファンには不評なようですが、個人的にはペイジ節炸裂の素晴らしい作品を残したと思っています。

今回の再結成ライブでは、ボンゾの代わりを息子のジェイソン務めるという、多くの人が納得できる最良の人選だったと思います。その歴史的瞬間を味わえて、リアルタイムでZEPを語れたことに、喜び、感謝したい。
  1. 2012/12/03(月) 20:59:36|
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